今回は、新築の戸建ての1階と2階に
それぞれ東京バススタイルのオーダーユニットバスを導入頂きました。
1階と2階でガラリと雰囲気を替えていますので、多分説明しない限り、同じお家だと思わないと思います
まずは1階のユニットバスをご紹介します。
ご主人様のお好きなカラーである、グレー×グリーン×ブラウンが入った、渋い岩肌調タイル。床・壁共、アドヴァンさんのアウトドア グレーというタイルです。サイズは、200角をメインに、一部200×400サイズも取り入れて、床と水栓の付く正面壁を、200角と200×400をミックスしたオリジナルなパターン貼りとしています。
このタイルの持つ色ムラ感と、パターン貼りのアクセントが、和とも洋とも取れながら、(それを言うなら、エスニック調でしょうか?)、独特の侘び寂び感を醸し出している気がします。また、200角をベースにしたのも、造り込み感が更に出ている気が・・・。
窓枠も抜かり無く、タイル枠です。
ちなみに、タイル端口は、出隅部の角を軽く糸面としただけの、端口表しとしましたが、
フルボディタイルなのか、そんなに悪目立ちしておりません。
ちなみに、バスタブは、東京バススタイルのひとつの定番?ともいえる、
カルデバイの1400サイズのジャパンモデル。ホーローの白さが◎です。
あと、皮脂汚れが付着し難いので、お手入れも楽かと。
バスタブ/カルデバイ
カルデバイのバスタブは、世界展開をみせる高級ホテル(リッツカールトン、フォーシーズンズ、ペニンシュラ等)での多数の採用実績をはじめ、国内においても、ザ・ペニンシュラ東京、マンダリンオリエンタル東京といった現在注目を集める多くのホテルで選ばれています。
洋バススタイルのバスタブが主流です。洋バススタイルは一見大きく見えるものの、体型に沿うようにカーブしているので、無駄な容量を抑える合理的な設計になっています。和バスに比べるとお湯の量も少なく、浸かった時の水圧による身体への負担を少なくしたい場合にオススメです。バスタブの底面には、アンチスリップ(滑り止め加工)がされており、
表面はお手入れのしやすいイージークリーンフィニッシュ加工で仕上げられています。
ホーローならではの輝くような質感を持ち、ホテルライクなバスルームがお好きなお客様に
おすすめのメーカーです。
【仕様】
壁:アドヴァン アウトドア グレーグリップタイプ
床:アドヴァン アウトドア グレーグリップタイプ
バスタブ:カルデバイ
扉:アルミ框扉
手摺&タオルバー:リラインス
鏡:オリジナル
窓枠仕上げ:タイル貼り
照明:KOIZUMI
こちらは2階のメインのオーダーユニットバスのご紹介です。
2階は、オーバル型バスタブを斜めに設置して、ラウンド型エプロンをポイントにしたバスルームです。 バスタブは、ジャクソンさんのカーサシリーズの アーリア プレーン モデル。
サイズ1700×1000の大型バスタブですが、斜め置きすることで、2020サイズの室内でも、窮屈感なく仕上ることが出来ました。壁タイルは、アドヴァンさんのセラミカギアマンテBBT-1813。床は、INAXさんのサーモタイルです。
ポイントとなるエプロン部は、名古屋モザイクさんのエリアボーダー彩シリーズからブルー系3色をミックスしております。
タイル/名古屋モザイク
岐阜 多治見を本拠とする名古屋モザイク工業は、1938年創業のタイルメーカー。
鶯(うぐいす)色や茄子色など日本古来の伝統色を用いた和テイストのオリジナルタイルをはじめ、
イタリアやスペイン製の洗練されたデザインの輸入タイルまで幅広く揃っています。
多彩なモザイクタイルは、ガラスモザイクの他、六角形や平行四辺形、麻の葉型、円形など
形状が豊富です。
シャワー水栓は、ハンスグローエ製。
バスタブを斜めに設置した関係で、水栓取付側の洗い場幅が800mm弱の為、
出来るだけ洗い場が広く見える、細身のすっきりしたデザインの水栓を選びました。
扉仕様は、ユニットバス室内の開放感と、洗面脱衣所との一体感が高まる、
テンパーガラスドアとFIX窓の組合せ。
細かいトコロですが、窓1箇所と、バルコニーに出られる外扉の2方向開口対応しております。
【仕様】
壁:アドヴァン セラミカギヤマンテ ボテチーノ柄
エプロン:名古屋モザイク
床:INAX サーモタイル
バスタブ:ジャクソン アーリア
扉及びFIX:テンパーガラス
シャワー水栓:ハンスグローエ
手摺&タオルバー:リラインス
窓枠仕上げ:タイル貼り
照明:KOIZUMI ダウンライト